外国から来た方々のキラキラした瞳に感動

市民パートナーの一人である松尾さんに活動を始めたきっかけなど、聞きました。

☆外国人支援の活動を行おうと思ったきっかけは?

何十年も前に、夫の海外赴任で外国暮らしを経験しました。その外国生活では、言葉の壁だけでなく、自分の消極的な性格のせいで、その国の方々とほとんど交流できず、今でも苦い思い出として悔やんでいます。子育てが少し落ち着いてきた頃、仕事で外国からの子どもと接する機会がありました。そのとき、外国での生活が、様々な面でいかに制限が多いか、心もとないものなのかを思い出しました。そして、不完全燃焼で終わった外国生活を悔やんでいる私だからこそ、なにか理解できる、手助け出来る事があるのかもしれないと思ったのです。

☆活動をしていて楽しかったことは?

地元の日本語教室で、外国の方々に教える機会があり、その時の外国人の方々の、キラキラした瞳に感動しました。そのような姿に、久しぶりに前向きに学ぶ事のすばらしさ、学ぶ楽しさを改めて気付かされました。

☆印象に残っていることは? 

日本語を勉強しようと思っていらしゃる外国人の方々が、いかに日本を好きでいてくれるか、その「日本愛」の深さに感動しました。日本人である我々よりも、むしろ日本の良さを見てくださっている事で、私自身も改めて日本の良さに気づくことができました。

☆活動の方法は?

地元主催の楽しい日本語教室でボランティアで教えています。また、地元の小学校に通っているお子さんの家庭教師をしており、そちらは外国人の一家ですので、お母様にも日本語や日本文化を紹介しています。

☆活動を通して、自分が変わったと思えることは?

前述のとおり、日本の良さに、再び目を向けることができ、日本文化継承の必要性を感じました。日本の歴史や文化についての本を読んだり、また外国の方にも機会があったら着物を着せてあげられたらと着物の着付けを習い始めて、私自身も楽しく学ぶことが出来ています。